目指せ!日本一楽しいゴミ拾い!海さくら - 江の島 ごみ拾い ボランティア

目指せ!日本一楽しいゴミ拾い!

海さくら|江の島 ビーチクリーン ボランティア ゴミ拾い

江の島 Lovers vol.38

なぎさの体験学習館 笠松舞さん

なぎさの体験学習館 笠松舞さん

海と陸が出会う場所「なぎさ」。湘南のなぎさに立つと、波の音、海や空の青さ、生きものたちの気配、遠くには富士山、と多くの自然を感じることができます。この場所で、なぎさについて伝えることが私の仕事です。私は江の島が見える場所で学生時代を過ごし、科学館でロボットなどを解説する科学コミュニケーターの仕事を経て今に至ります。富士山をフィールドに溶岩の研究もしていたため、自然の環境に身を置くことは大好きです。

この仕事を始めてウミガメに出会いました。湘南の海=相模湾の砂浜にはアカウミガメが産卵にやってきます。とはいっても、自然の環境で簡単に見られるわけではありません。 なぎさの体験学習館のウミガメプールには4月下旬~秋の終わり頃までアオウミガメ、アカウミガメがいます。ウミガメに直接おやつをあげるプログラム“ウミガメのおやつたいむ”を通して、ウミガメの体の仕組みや産卵のお話をし、浜辺を守ることの大事さをお伝えしています。

施設がら、海の生きものに注目が集まりやすいのですが、なぎさにいて山を感じることもできます。海岸には貝がらなどと一緒に火山の石や森にあるクルミが流れ着くことがありますが、これらは近くを流れる川が運んできています。 科学館から大きく環境が変わった場所で仕事をしているようにもみえますが、科学も意外と身近です。 例えば、新江ノ島水族館にも展示されている“しんかい2000”。科学技術の進歩があってできた潜水調査船で、深海の未知の部分がわかるようになりました。

どこまでも続く海や富士山を眺めていると、地球の中で生きていることを実感します。自然を壊すのも人間、守ることができるのも人間。環境に配慮し、科学技術も上手に利用しながら体験学習の場に活かしていきたいと思います。 なぎさの体験学習館は、様々なテーマでコミュニケーションができる場であることが何よりの魅力です。 お話好きの方はもちろん、「じっくり見たいのでそっとしておいてほしい」という方も大丈夫。そっと見守ります。メンテナンス時以外は年中無休。いつでもお待ちしています。

インタビュー2013年

新江ノ島水族館  http://www.enosui.com/
なぎさの体験学習館  http://www.nagisataiken.com/

目指せ!日本一楽しいゴミ拾い!

NPO法人 海さくら

神奈川県の江の島で2005年から「目指せ!日本一楽しいゴミ拾い!」をモットーに 年間ビーチクリーンを行い清掃活動にイノベーションを起こしてきたゴミ拾い団体。江の島に「かつて生息していたタツノオトシゴが戻ってくるくらいキレイにする」という目標をかかげ、体験・体感を大事にし「楽しく」「楽しめる」活動を継続しています。 団体概要

お問い合わせ 寄付のご案内

follow us
代表BLOG

海さくら|江の島 ビーチクリーン ボランティア ゴミ拾い