学生たちと対談 vol.01
対談に参加してくれた学生のみなさん
Q.どうしたら海はキレイになるかな?
- 坂本さん:
- 知ることが大事だと思う。川から来るのは初めて今日知った。少しでも多くの人に広めることが大事。
- 臼井さん:
- ゴミをどうして捨ててはいけないのか、ゴミはどこへ行くのかをもっと具体的に教えることが、一人ひとりの意識を変えることにつながっていくのでは?
- 山﨑さん:
- ボランティアというと取り組みづらい。距離を感じるからその壁をなくし、参加しやすくする。
- 難波さん:
- ゴミ箱が最近少ないので、もっと町にもゴミ箱を設置すべき。いい案は浮かばないが、できることから、意識を変えてやっていくしかない。
- 廣橋さん:
- なにげなく捨てたものがどうなるのかを知ることができた。
- 平岩さん:
- 今日のようにすこしずつ知ってもらうことが大事。
- 佐藤くん:
- いろんな人に実態を知らせていくことが大事。不法投棄されたものを展示するなどもいいのでは?
- 玉木くん:
- みんなに不法投棄の現実をしってもらう、同時に拾っている人がいることを知ってもらう。そうすれば、拾っている人がいるのに捨てられない気持ちになると思う。子供のうちから楽しめるようにゲーム感覚でやるのもよい。
- 生沼さん:
- 小学校のうちからゴミ拾いをやっていたが減らない。海に近い学校は積極的にやるべき。
- 小川さん:
- 拾っても拾ってもなくならない。きりがないので、元を断つしかない、川から海へ行くんだよ、ということを知らせることが大事。展示はわざわざ行くところに置くのではなく、普通に通りがかるようなところに、目につくところに置くべきだと思う。
- 古島くん:
- 今まで不法投棄のことは知っていたが、ボランティアなどで参加したことがなかったので、参加しやすい環境を整えることが大事。
- 林くん:
- 不法投棄はどんな人がするのか?体制の問題なのか?考えるべき。
- 木村くん:
- 自分たちがきちんと分別し、不法投棄をしない。ポイ捨てせず、当たり前のことをきちんとしていく。
- 荻久保くん:
- 川にネットを張って流れないようにして小まめに回収する。大きなゴミなら流れていくのを阻止できる。
Q.どんな感じだったらゴミ拾いに中高生が来るか?
今、自分が具体的にできることは何か?
- 坂本さん:
- サーフィンをやっているが、海岸にはゴミ箱が全然ない。もっと置いたほうがよい。マリンスポーツを通して、その帰りに、楽しい思いをしたのでお礼にゴミ拾いをするなど、そんな流れがあればいいな。夏休みにビーチクリーンを体験しようと思う。
- 臼井さん:
- 家に回覧版で海さくらの活動が回っても行かないと思う。でも、学校で配られたら友達同士で行ってみない?と いう気になると思うので、情報発信の場を工夫するのがいいのでは? 今すぐに何かできるようなことはないが、友達同士で参加できたら。
- 山﨑さん:
- こういうことをしているということを知らなかった。きっかけがないので躊躇してしまう。学校を通じて人を集めるといいと思う。季節のイベントをからめてやるとおもしろそうに感じるかも。 普段から目の前でポイ捨てする人を見ても何も言えなかったが、これからは少しそういうことをやっていきたい。
- 難波さん:
- 若い人はmixi、facebookなどやっているのでそういうツールを使う。学校(山手学院)では中学生だけ校内清掃があるが高校生になるとなくなってしまう。高校生もやったほうがいい。
- 廣橋さん:
- 近所に引地川があるが確かに汚い。こういうイベントをやっているよ、というアナウンスが少ないと思う。
- 平岩さん:
- 今日ここに来るまで海での清掃活動をしていることは知らなかった。やってみて楽しかったので、みんなに楽しかったと言ってまわる。一緒に行こうと誘う。
- 佐藤くん:
- ゴミを集めると何かと交換してもらえるというのはいいのでは?知らない人に言われるよりも仲良し、親友に言われて行ったほうが行きやすいのでよいと思う。
- 玉木くん:
- 誰かに誘われたら行くという人は多いと思う。誘う人を増やす。自分でできることは海さくらをもっと学校内でもっと広めること。
- 生沼さん:
- 中高生は、最初は強制でもいいので学校が動くのがいいと思う。当日ジュースをもらえるのはうれしかった。ポイ捨てをしないこと。
- 小川さん:
- 今日は楽しかったので続けていきたいと思っているが、何かキャラクター(例:ひこにゃん)とかあると親しみやすくていいのでは?家が海に近いので散歩のときに少しでもゴミ拾いをするように心がけたい。
- 古島くん:
- 学生はスポーツや食べることが好きなので、フットサルやBBQなどを企画してそこでゴミ拾いをしたらいいのでは?今後は自分のゴミじゃないものも一緒に持って帰るようにしたい。
- 林くん:
- 有名人が来るとみんな集まるきっかけになる。ゴミ拾い以外の目的できっかけを作るのがいいのでは?AKBとか?ほかの人に海岸清掃のボランティアについて広めること。
- 木村くん:
- 1人では参加しないからみんなでなら参加するのでは?ポイ捨てせず、当たり前のことをきちんとしていく。
- 荻久保くん:
- まず興味をもってもらう。1人意欲のある人を中心にみんなでやり、面白いゴミが発見できたら楽しくなると思う。分別をきちんとし、使えるものをリサイクルして使う。
参加してくれた学生のみなさん、先生、本日はどうもありがとうございました!
「海さくらと学校 対談企画」 参加学校のご紹介
「海さくらと学校」は学生の皆さんが環境などの社会問題について、より深く考えるきっかけを作りたいという想いで、株式会社神奈川孔文社にご協力いただき、学校での講演や生徒の皆さんとゴミ拾いを行うなどの活動を行っています。