学生たちと対談 vol.04
「どうしたら海はキレイになるのだろうか?」
2014年10月25日(土) 葉山の芝崎海岸にて、横須賀学院中学校と山手学院高等学校の生徒さん、合計7名でゴミ拾いしました。葉山の磯で、色々な生物と戯れながらのゴミ拾いでした。ゴミ拾いの後に、どうしたらゴミはなくなるのか?一緒に考えました。
参加してくれた学生のみなさんと先生
● 山手学院高校
● 横須賀学院中学校
Q:なんで江の島は汚れていて、ここ葉山の海はこんなにキレイなんでしょうか?
- 柿ケ野智仁くん:
- 観光客が江の島が多く葉山は少ないから。ペットボトルが多かった。
- 岩壁玲音くん:
- 江の島の方は、色々な漂流物がくるけど、葉山はこないのでは?
Q:ちなみに漂流物はどこからくると思いますか?
- 岩壁玲音くん:
- 中国か、韓国ですかね〜。
Q:今日ゴミ拾いをしていて、中国や韓国から出たであろうゴミを見つけた人はいますか?
- 全員:
- ・・・・なかったです。
Q:では再び、なんで江の島は汚れていて、ここ葉山の海はこんなにキレイなんでしょうか?
- 坂本眞由子先生 :
- 岩場と砂の違い、海の近くにいきやすいか?行きにくいか?ではないでしょうか?
- 見留峻介くん:
- どうなんでしょうね~、海水浴的にいうと交通の便が江の島のほうが優れているからゴミが多く集まったのではないでしょうか?湘南ブームでここ葉山が標的にされなかったというのも、あるのではないでしょうか?人が多いとゴミが集まってしまうのでしょうか・・・
- 天野海走先生:
- 人が江の島は多いからゴミも多いのだと思います。 浜辺に遊びに来た人や観光客がゴミを持ってきて、落としてしまったり、 捨てちゃう人がいるのかな〜。
- 宮澤凛雅くん:
- 子供だからまだわかんないけど、人が多いとポイ捨てする人とかが出てきちゃうから江の島が多く、葉山は少ないのかと。
- 福屋椋雅くん:
- あの~、葉山から江の島に風がむかっているから、葉山のゴミも江の島にむかっていっちゃうのでは?
- 古澤:
- 実は江の島のゴミは7割が川からやってくるのです。川のゴミは、街からやってくるのですよ。 街と海は、繋がっていることだけ、覚えておいてくださいね。葉山の海に流れてくる川は、江の島にくらべて、 少ないのです。つまり街に住む僕達が海を汚しているのです。
Q:ゴミ拾いを9年やっていてもゴミが次から次へやってきます。
どうやったら海はキレイになりますかね?何かいいアイディアありますかね?
- 福屋椋雅くん:
- ポイ捨をなくせばいいと思う。
- 宮澤凛雅くん:
- 川とか海とか、ゴミをポイ捨てしそうなところに、ゴミ箱を設置するのがいいのではないでしょうか?ゴミ箱の量を多くしたら、ゴミは減るのでは?
- 見留峻介くん:
- 街のほうでもゴミ拾いしたら、どうですかね?
- 岩壁玲音くん:
- 人が誰かを思いやることができたら・・・例えば、そのゴミを捨てた時に、「そのゴミを誰が拾っているのか!?」 「そのゴミがどういう影響をもたらすか?」とか、みんなが知ったり、 考えることが出来れば少しは減ると思う。ゴミが出た後の行き先、捨てたあとのイメージをしやすくするようにすればいいかと思います。人間だけではなく、魚や海鳥や動物の影響などもイメージできるよう にすればいいのでは?江の島の海のゴミが7割川からやってきている話も、みんながもっと知れば、考えることができれば減ると思います。
- 柿ケ野智仁くん:
- 江の島のゴミが7割、川・街からやってくるのを知らなかったから、ほとんどの人が知らないから、教える活動を増やせば減ると思います。
横須賀学院中学校と山手学院高等学校の生徒さん、先生、今日はありがとうございました!