特集:葉山の海 vol.01
江の島の近くの海の中はどうなっているのだろう?
葉山で、ダイビングショップを経営されている、PADI MSDT インストラクターの佐藤輝さんに、2008年2月11日に潜って写真を撮ってもらった。
天気は晴れ、腰越漁港から出発して約10分の「鎌倉 イチョウ根」というスポットにむかった。
江の島のまわりでのダイビングは禁止されているため、江の島の東浜沖というちょっと江の島から離れた場所での調査になった。
- ─ 実際に潜ってみてどうでしたか?
- 冬だからということもあるのかもしれませんが、思ったより綺麗で私もビックリでした!!透明度は15~20メートルもあり、すごく綺麗でしたよ。
- ─ どんな魚がいましたか?
- まず目に入ったのが、ネンブツダイの群れ(写真・次頁左上)です。目がクリクリして可愛いのです。群れに囲まれて幸せでした。そして、マダイ、スズメダイ、メジナや伊勢エビなどの食べられるお魚もいました。
- ─ 海底はどんな感じでしたか?
- 目立ったゴミは正直、それほどありませんでした。ソフトコーラルが生えていて、イソギンチャクもエビも、イボヤギもいて、小魚もその中にいましたね~、うん、綺麗でした。
- 海さくら: それは、嬉しい事です。こんなに綺麗なら、この綺麗な状態を季節に関係なくずっと保てればいいのですね。私達は、江の島の海を綺麗にしようと活動しています。
- ─ 昔はタツノオトシゴが江の島の海にも沢山見えたそうですが、佐藤さんが日ごろ潜っている葉山にはタツノオトシゴはいますか?
- 私は、伊豆で初めてダイビングの楽しさに目覚め、サイパンで修業をして、生まれ育った葉山に戻ってきたのですが、葉山には、いますよ!先日もハナタツというタツノオトシゴの仲間がいました。
- 海さくら: わぁ!嬉しいです。葉山で見られるなら、江の島にも沢山のタツノオトシゴが、戻ってくることも出来るはず!勇気がでてきました。ありがとうございます
- ─ サーフィン、釣り、ピクニック、ヨット、などなど沢山、遊びがある中で、ダイビングの魅力って何ですか?
- 私は、まずは、海の中で呼吸が出来るという単純なところが、初めての喜びでしたね。それから、手のひらサイズの可愛い生き物が海にいるんだと発見してより夢中になり、それから多くの様々な生き物達との出会いがありました。それが魅力ですかね。最近は、めずらしい魚や、可愛い魚、食べれる魚を、一緒に潜ったお客様に見ていただいて、お客様が喜んでくださる笑顔をみるのも、ダイビングの魅力になりました。(笑)
- ─ DIVING SHOP Nana の縁の下の力持ちの佐藤様の奥様もダイビングをするそうですが、はじめは泳げなかったそうですね・・・どうして始めようと思ったのですか?
- 奥様 : はい!潜ることは興味がありませんでした。はじめは泳げませんでしたし・・・主人が潜っていたので、不安はあったのですが、やってみることにしたのです。
- ─ どうでしたか?
- 奥様 : こんな世界があったんだ!という感動がありました。私は、お花のアレンジデザインをやっているのですが、ダイビングをすると、五感を刺激されるというか、なんというか、耳からは、水の音と呼吸の音のみ、浮遊しているような感覚は、凄く新鮮でしたね。お花のアレンジもダイビングをしてから変わってきましたよ。色彩が広がったっというか・・・(笑)とにかく楽しいです
そんな温かなお二人とスタッフのスミエちゃんがいるNanaで、是非、ダイビングをしてみては?きっと、海がもっと楽しくなるはずです。
佐藤さん「ダイビングは完全少人数制でインストラクター含め、4人以下で潜っていますので、より充実したENJOY ダイビングをご提供します。海での可愛い生物達との出会いの後は、人間同士が出会えるような温かな空間を創ろうと心掛けています。どうぞ気軽に遊びに来てください。お待ちしています。」
- ダイビングショップ NANA
- http://www.nana-dive.net/
「海を通してみんなで幸せな時間を」ダイビングショップNANAのコンセプト。 それは「海を通してみんなで幸せな時間を共有する」こと。海を一緒に潜ることは勿論、海から帰ってきたとき、潜ったみんなで海の話をしたり、一緒においしい物を食べたり、みんなで幸せな時間を共有しましょう。 そこから皆様と私たちのつながりが生まれ、人間同士のつながりの楽しさや大切さを一緒に分かちあえることを願っています。 そのためにも、私たちは絶えず海を研究します。お客様の立場に立った講習とは何かを研究します。また子供に海を教えたいという願いもあります。子供と一緒に海で遊び、海の楽しさを教えていくこともNANAの大きなテーマです。